夢の国での年越しに思うこと
大晦日、某舞浜にある某夢の国に年越し旅行に行った。
この国への旅行客はカップルや家族連れがメインであり、そんな中私が思うこと。
「働く人も大変だなぁー」
一晩中この国を運営して行くためにはそれなりの人員が必要である。
いくらこの国への愛国心が高く、ここにいられるだけで幸せを感じることができたとしても年越しカウントダウンの瞬間も人様のために働くその心意気、あっぱれである。
旅行客の数名はもはや人目など気にしないといった様子で己の睡眠欲に全力で負け、暖を撮れる場所を見つけては眠っている者もいたほどだった。
この日だけは眠ることを知らない国の中、しかしいくら夢の国の国民とて我々と同じ人間である。
極寒の中、国が指定した制服を身にまとい、おそらく人生で自分の名前の次に多く発したのではないかと思われるほど、同じことを何度も言いながら外国からの旅行客である我々に最高のおもてなしを提供する彼らにベスト・オブ・ザ・イヤー2017を与えたい。